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フィリピンへの国際緊急援助隊による表敬

記事の概要

26日、台風30号で被害を受けたフィリピンに派遣されていた日本の国際緊急援助隊が、総理大臣官邸で安部総理を表敬した。

あいさつの中で安部総理は、フィリピンは日本にとって戦略的パートナーとして極めて重要な国であり、総理大臣として国際緊急援助隊の活動を誇りに思うと述べた。

元の記事を読む→ 【2013年12月26日:首相官邸

もっと大々的に労をねぎらうべきでしょ?

僕に限らず海外で住んでいる日本人は、「平成」で言われると一瞬?ってなります。25年って今年だったかな?みたいに。笑

国際緊急援助隊の表敬を受けた安部総理

それと、海外に住むと日本という国に対する思いが非常に強くなります。海外に出て初めて分かる日本の良さとかすごさとか。もちろんその逆の面を感じるときもなくはないですが。少なくとも平均値で言うと、内地にいる人たちより僕ら在外邦人のほうが、国を誇る気持ちとか愛国心とか圧倒的に高いはずです。これは一度海外で暮らしてみてもらえば実感できると思います。

だからこそこういうニュースを見ると、もっと大々的にやれよ~!ってプチ怒りが湧き上がるわけです。

先日もフィリピンへの救援活動にあたっていた自衛隊員が呉港に帰還しましたが、市民総出で日の丸降ってお迎えくらいして良いと思うんですよ。お忙しいでしょうけど安倍ちゃんも呉港に行ってですね、自衛艦から降りてくる隊員の方々を握手で迎えるとか。すりゃ良いのに。

フィリピンの旧宗主国であるアメリカに負けないくらいの活動をしてきて、フィリピンでの日本に対する好感度を挙げ、お国のためにがんばってこられたわけです。国民総出でお迎えして労をねぎらうって当たり前だと思いませんか?

救援活動の現場をもっと伝えて欲しい

それともう一つ。こういった活動に携わった自衛隊員や医療従事者の方々に、経験や現場で見てきたものを語ってもらう場をもっとたくさん作るべきではないでしょうか。

災害救助とか国際援助ってマスコミが報じるきれいな部分だけではないと思います。妊婦さんを日本の医師が診察して涙を流して感謝してくれたとか、道路を復旧している自衛隊員に小さな女の子が笑顔で手を振ってるとか。絶対そんなきれいなシーンだけなわけないですよ。

がれきを除去してたら、ここは俺のうちだから勝手にさわるなって怒鳴られたり、いつの間にか医療機器や薬が盗まれてたり、救おうと思った命が目の前で消えていったり。そんなやりきれない部分とかつらい部分が絶対あると思うんです。

自衛隊員にしても国際緊急援助隊の人にしても、そんなつらい思いもしながら現場でがんばってこられて、その成果として日本の評価が上がり、お国のためになっているわけです。

そういうことを国民、特に小学生とか若い世代にもっと伝えるべきです。国を愛するってことは大変なことなんだってことを。口を動かすだけでもない、マスコミが伝えるきれいな部分だけをやるのでもない。目を背けたくなる部分もあるし、汗もかくし、時には命を落とす。それが愛国なんだって。

そういったことを若い内からきっちりと当事者の口から聞かせておけば、ネトウヨみたいなアホは出てこないでしょう。